あなたはeBayのマルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)をご存じですか?本記事では、日本の公的機関で中小企業向けにアドバイス業務を行っている越境ECビジネスのプロフェッショナルである著者が、マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)の機能と設定方法を解説させていただきます。
【越境EC/eBay輸出せどり】外注化に必須!マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Muilt User Account Access)の機能の紹介と登録手順[完全保存版]
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)とは?
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA)とは、Multi User Account Accessの略で、自分のeBayのアカウントに、アクセスできる機能を制限して、外注パートナーのユーザーIDとパスワードでログインできる機能です。
これで、外注パートナーに、作業をお願いしたい時に、ユーザーIDやパスワードを外注パートナーに教えることなく、作業依頼することができます
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)の設定
【My eBay】の【Account】をクリックして、一番右側にある【Account preferences】の下の【Permissions】(許可)をクリックします。
すると下図の画面になります。ここで、アクセスしてよいユーザーを許可します。
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)への招待(eBayアカウントオーナー)
名前とメールアドレス、許可する機能を選択して、保存します。するとSOHOパートナーへメールが送付されます。
外注パートナー側の設定
この作業は、eBayアカウントオーナーが招待メールを送ってから24時間以内に行う必要がありますので、注意してください。
招待を受け入れる
外注パートナーは、MUAAへの招待メールを開き、内容を確認してメール文中内の「Accept invite」をクリックします。
アカウントがない場合は、アカウントを登録します。
アカウントを登録する
プライベートでアカウントを登録します。
招待を受け入れる
外注パートナーは、MUAAへの招待メールを開き、内容を確認してメール文中内の「Accept invite」をクリックします。
Activeになったら権限の設定は完了です。
外注パートナー側の使い方
「Switch account」でログインするアカウントを選択します。
以降は従来通りの使い方になります。
メールが届く(eBayアカウントオーナー)
外注パートナーがAcceptすると、オーナー側に、以下のメールが届きます。
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)の機能
許可できる作業は、現時点では以下の項目となっています。
- 出品リストの下書きを作成および編集する
- 出品リストを公開する
- Terapeakにアクセスする
- 注文を表示する
- 注文レポートをダウンロードする
- 追跡番号を追加する
- 送り状を印刷する
- セラーからの返金、未払いなどの対応
- 特別セールや購入者グループの作成と管理(2024年のセラーアップデートで追加)
- プロモーション(2024年のセラーアップデートで追加)
2024年セラーアップデートは顧客対応、プロモーション
従来は、リサーチや出品に機能が限定されていたため、外注パートナーに、直接、ログインして貰う必要がありましたが、今後は、メッセージ、プロモーションなどの機能が拡充されました。
顧客対応のメッセージをやりとりできるのは、大変、助かりますね。
マルチユーザー・アカウントアクセスについて詳細を知りたい方はeBay MUAAの記事をご覧ください。
マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)を利用する外注パートナーの役割とは
機能が限定されていたため、主には、リサーチ、出品、仕入担当、送り状の作成パートナーでしたが、今後は、積極的に、MUAAを利用していきましょう。
2024年セラーアップデートの解説について詳細を知りたい方は2024年セラーアップデートの解説をご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?本記事では、日本の公的機関で中小企業向けにアドバイス業務を行っている越境ECビジネスのプロフェッショナルである著者が、マルチユーザー・アカウントアクセス(MUAA:Multi User Account Access)の機能と設定方法を解説させていただきました。ぜひ、参考にしてください。