一般社団法人日本越境EC振興協会|eBay輸出

あなたがスモールビジネスを始める人生の転機は何ですか?本記事では、公的機関で越境ECビジネスのアドバイザーである著者がビジネスを始めた人生の転機を解説させていただきます。

【越境EC/eBay輸出】スモールビジネスを始めた人生の転機

私は、外資系企業で30代で最年少管理職へ昇進したビジネスパーソンでしたが、たった5日間有給休暇を取得して、そこからエリートから転げ落ちました。

ビジネスを始めた人生の転機

越境ECビジネスの著者であり、輸出ビジネスのプロフェッショナルである著者が、スモールビジネスを始めた人生の転機である2010年の3月から5月までの頃を赤裸々に語っています。

たった5日の有給休暇

僕は、2010年に現役サラリーマンの傍らに、兼業・副業というかたちでスモールビジネスを始めました。

その理由は...

僕は外資系企業に勤務していました。経営企画部に在籍していて、執行役員までのキャリアパスを手に入れたエリートだと思っていました。キャリア・ローテーションにより、経営企画部の課長から、営業部門の次長という肩書きで人事異動がありました。

でも、たった5日、たった5日だけ、体調不良で、有給休暇を取得して、会社を休みました。

ある時、仕事で、これ乗り越えたら、昇進だと信じて、がむしゃらにハードワークをこなしていました。

丁度、上司とそりがあわずに、パワハラにあい、

体の無理もたたり、月曜日の朝09:00に、駅のベンチに座り、会社へメールを出して有給休暇を取得しました。

それが、5日間です。その翌年まさかの早期退職者リスト入りです。

ミドル・クライシスの前兆

※詳細は割愛させていただきます。

新規開拓を担当し、ビジネス的に期待されていました。大きい取引の注文を取りました。

お客様より内示をいただき、喜んでいたその翌日

まさかの「内示」の取り消しでした。

今ではあり得ない話です。

顔が真っ青になりました。「クビ」という二文字が頭の中を駆け巡りました。

法務部門へ駆け込み、現状を全て伝えて、判断を待った結果「君には落ち度がない」と言われました。

「その旨を関係部署へメールで連絡してください」

この件は不問となり、解雇を免れることができました。しかし...

君を早期退職者リストにのせる

3月初旬にめったに会うことがない事業部長に個別に呼ばれました。

そんな矢先、上長の秘書からメールが入り、「面談がある」という事でした。

私は、今後のビジネス展開のストーリーを考え、面談に望みました。

30分位の会議でしょうか

近況報告をしていると

突然、

「君、向いてないね」(VP:ヴァイスプレジデント)

「えっ?」(自分)

そこから

「早期退職制度がある」(VP)

「部長から詳しい話を聞くように」(VP)

「...」(自分)

「あの、」(自分)

「いや、もう話す事はない」(VP)

そして、翌日、部長とミーティング

そこで詳しい話を聞きました。

「5月中旬までに態度を決めてほしい」

「1週間後にまた会議をやろう」と言われました。

部長クラス以上には

もう、話が広まっているようで、トイレで会っても、目が合わない。微妙に、タイミングをずらしてくる という生活がしばらく続きました...

これは、

  • 企業統合(PMI)で全ての人事を凍結するグローバルの全社一斉アナウンスがありました。
  • とにかく、日本法人の業績が良くなかった。
  • 前年に体調不良で有給休暇を5日間取得した。

キャリアローテーションの一環で、経営企画部、営業部門を経験しており、ゆくゆくは、もともとの部門へ戻る計画がすべて「白紙」になっていました。

愕然としました。

出社に及ばす

  • お客様との関係
  • 会社での人脈
  • 今後のキャリア

すべてなくなったと思いました。

法律上、今後も会社にいる事はできると思いましたが、給料が激減するのは数字で予測できました。当時は、55%の保障がある営業職の次長でした。

  • まだまだ子供が小さい。
  • これから教育費がかさむ。
  • 住宅ローンも残っている。

このままではマズイと決心しました。

僕は決意しました。

会社を辞める必要はないのですが、「必要ないというなら、辞める!」と

「会社を辞める、辞めるまでに、次の会社を絶対に決める!」と

妻と、夜、話しをし、

そして、翌日、部長へ

「その話受けます」

「分かった。明日から出社に及ばず」

翌日から転職活動を必死でやりました。

見通しが立たない中、

しばらく、行けないかもしれないからと

家族でグアムへ家族旅行へいきました。(子供達は楽しそうでした)

転職活動は

いろいろ紆余曲折はありましたが、

結果は

退職日の4日前の5/11、

次の会社から内定通知を勝ち取りました!

家族は泣いて喜んでくれました。

スモールビジネスのススメ

しかし、この経験を通して、会社にぶら下がるサラリーマンはリスクが高いと思いました。人生何が起こるかわからない。『自分の人生を自分の稼ぐ力でコントロールしよう』と本気で思いました。

それから、

次の会社へ勤務する傍ら、夜になると自分の時間を活用するようになりました。

そして、給料とは別に30万円の副収入を継続的につくる事を目標にスモールビジネスの活動を始めました。

管理人のビジネス実績

管理人のビジネスの実績について詳細を知りたい方は管理人プロフィールをご覧ください。

まとめ

いかがでしたか?本記事では、公的機関で越境ECビジネスのアドバイザーである著者がビジネスを始めた人生の転機を解説させていただきました。ぜひ、参考にしてください。