あなたは仕入を行う際に、偽ショッピングサイトへの注意を行っていますか?本記事では越境ECビジネスのプロフェッショナルである著者が、偽ショッピングサイトから仕入をしない予防法として、仕入を行う際に、注意するポイントを6点、仕入を行う前の対応方法、トラブルになった際の相談先、連絡先について解説させていただきます。
【越境EC/eBay輸出せどり】偽ショッピングサイトから仕入しない予防法 仕入を行う際の注意点ポイント6点[完全保存版]
最近は、グーグル画像検索してでてきた画像を閲覧していくと、怪しいサイトが見受けられます。そのため、注意喚起のため、注意点を共有させていただきます。最近はより巧妙になっていますので、一層、注意をお願いいたします。
偽ショッピングサイトの特徴
多種多様な商品を販売するサイト
インターネットの検索エンジンに自分が欲しい商品名などで検索した際、その検索結果の中に、「ショッピングサイトの名称にそぐわない商品を販売している」「取扱商品の種別が混在している」という偽ショッピングサイトが含まれていることがあります。
例えば、子供用品のショッピングサイトでカーナビやタイヤを扱うサイトや、仏壇と発電機を一緒に販売している偽ショッピングサイトも確認されています。
実在する企業等を騙ったサイト
偽ショッピングサイトの中には、実在している企業のサイトを模倣したものもあります。また、会社名、ロゴや商品画像を無断で転用している場合もあります。
仕入を行う際の注意点ポイント6点
特定商取引法に基づく表記がない
まずは、特定商取引法が明記されているのかを確認します。販売業者、氏名、住所、電話番号などが明記されているのか、たまに、氏名がない、電話番号がないなどの情報が欠落しています。
連絡先に電話番号がない
電話番号がない場合は怪しいなと疑います。
連絡先のメールアドレスがフリーメールアドレス
連絡先のメールアドレスがGmailなどのフリーメールアドレスである。
決済手段が銀行振込のみ
支払い方法がクレジットカードが利用できずに、銀行振込のみにしている。このケースは懐疑的にみる必要があります。
不自然な日本語や旧字体が混じっている
商品説明に機会翻訳をかけたような不自然な日本語だったり、旧字体が混じっている場合があります。このケースは中国系のサイトの場合が多いです。
価格が安すぎる
極端に値引きがされ、値段が安い価格表示がされています。
仕入を行う前の対応方法
最近は、TVニュースで紹介されていましたが、勝手に企業名や住所を使っているケースがありますので、より巧妙になっています。
怪しいが確証が取れないと思われる場合は、以下のアクションを行いましょう。
電話番号がある場合は電話してみる
電話番号の明記がある場合は、まずは電話してみるのが一番手っ取り早い確認方法です。
住所を検索する
住所からグーグルマップで検索してみましょう。本当に店舗があるのか画像で確認できます。
仕入サイトを決めておこう
仕入を行うサイトを決めておくとよいです。
- 無名のネットショップ(特にブランド品を格安で売っているサイト)は避ける
- アマゾンの自己発送の個人セラー(他プラットフォームからの無在庫転売が多い様子)
- フリマで数か月以上販売履歴がない出品者、及び評価が悪すぎる出品者
- フリマで有名ブランド品を、いつもバーゲン価格で売っている出品者
相談先
偽ショッピングサイト等で購入してしまった場合には、最寄りの警察又は消費生活センターに相談してください。
インターネット通販トラブルについて詳細を知りたい方は消費者庁のインターネット通販トラブルをご確認ください。
全国の消費生活センターの相談窓口を知りたい方は消費者ホットラインをご確認ください。
まとめ
いかがでしたか?本記事では越境ECビジネスのプロフェッショナルである著者が、偽ショッピングサイトから仕入をしない予防法として、仕入を行う際に、注意するポイントを6点、仕入を行う前の対応方法、トラブルになった際の相談先、連絡先について解説させていただきます。